Nic-fitに花束を

2015年6月7日 Nic-fit
 老練な探究者がひょんなことから手に入ったので組んでみたNic-fitについて。当然の如く試作段階なので突っ込みどころは満載。



Main 60


Land 22

Bayou 2
Savannah 1
Scrubland 1
Taiga 1

Verdant Catacomb 4
Windswept Heath 3
Marsh Flats 1

Phyrexian Tower 1
Stirring Wildwood 1

Forest 3
Swamp 2
Plains 2

Creature 12

Veteran Explorer 4

Siege Rhino 4

ThragTusk 1
Sigarda, Host of Herons 1

Dragonlord Dromoka 1
Grave Titan 1

Instant 4

Abrupt Decay 4

Socery 12

Green sun’s Zenith 4
Cabal Therapy 4
Thoughtseize 3

Toxic Deluge 1

Enchantment 5

Mirri’s Guile 2

Sylvan Library 1

Pernicious Deed 2

Plainswarker 5

Sorin,Lord of Innistrad 1

Garruk,Primal Hunter 1
Vraska the Unseen 1

Elspeth,Sun’s Champion 2



Sideboard

Slaughter Game 3
Extirpate 2
Relic of Progentinus 2
Ashen Rider 2
Red Elemental Blast 2

Krosan Grip 1
Damnation 1
Thoughtseize 1
Garruk, Apex Predator 1


 アブザンカラーのNic-fitはアカデミーの学長によるエンチャントサーチと共存する形とグッドスタッフ形式の二択だが、どちらのリストも古いものばかりで採用に足るのかどうか怪しいカードも少なくなかった。なのでそれらを参考にはしつつ、自分で新しいカードを色々と入れてみた結果がコレである。実戦を重ねる内にコンボデッキへの明確な解答が欲しくなり、この色ではどうにもならないと判断して赤を追加したが、おおよそ緑太陽型といって差し支えない形になった。

以下、個別に解説。


◎土地

 色配分に関してはおおよそ満足している。強いて言うなら二枚目の塔を入れるべきかどうかだが、ヴォルラスの要塞を採用した際に何故か事故率が急上昇したので躊躇している。デュアルランドを増やすべきかもしれない。活発な野生林は飛行クロックを意識しているが、感触は悪くない。


◎クリーチャー

 稲妻や衰微で落ちない包囲サイは各種中速デッキに対して無類の強さを発揮する。緑頂点で最もサーチする回数が多く、連打するだけでそのまま勝ててしまうことも少なくない。

 スラーグ牙は追加のライフゲイン要員として、シガルダはほぼ対処されないオールラウンダ―として、自分は実質的に追加の包囲サイのような扱いをしている。

 ドロモカは白いデッキやジェイスに対して極端に弱いが、パトリオットを除くデルバーデッキに対して無類の強さを誇る壁である。デルバーを完封しながら悪斬の天使と同じスピードでクロックを刻むので、特に序盤の攻防でライフが心もとない場合は本当に頼りになる。墓所のタイタンの強さは言うまでもないが、ドロモカに比べると対処されやすくはあるので、若干抜こうか考えている。


◎インスタント・ソーサリー

 特に目新しい部分もないので割愛。

◎エンチャント

 破滅的な行為はともかくとして、悪知恵と森の知恵は独楽の煩雑さを嫌ったが故の選択である。一度長引くとそれなりに長引くデッキなので、いちいち独楽を回すのは時間や疲労を考えると厳しい。特に組んだばかりで勝手がまだ分からない段階では悪知恵と森の知恵の方が楽だ。どちらも破滅的な行為で流れてしまうがテンポロスが少ないという利点があるので、自分はこっちの方が気に入っている。

◎プレインズウォーカー

 ソリンは若干カードパワーに難があるが、軽さとトークンの絆魂を評価して採用している。未練ある魂と組み合わせるとそれだけで勝てることもあるので、今後未練ある魂を採用する場合は増量する可能性がある。

 ヴラスカは衰微圏外のPWを処理でき、特に奇跡相手には強いのでお試し枠として採用。サイドでもいいかもしれない。

 ガラクは緑のトリプルシンボルがたまに出なかったりするが、ドロー能力が普通に強く、トークンのサイズも大きいので頼りになる。

 エルズぺスは出せばほぼ勝てるので二枚採用。包囲サイより大きくなったゴイフをまとめて処理でき、地上を完璧に固めて勝ちに行ける。勝ち急いでいるときはソリンの小マイナスとも相性が良い。



◎サイドボード

 殺戮遊戯と赤霊破は明確なコンボと青対策。サイド後にケアされないので簡単に相手の隙を突ける。見せたら見せたで対処しにくいことは変わりない。ガラクはミッドレンジ系のデッキや奇跡相手の終盤に強いので採用している。





 そこそこ実戦を重ねたが、いかんせん使われた経験すら殆どないのでプレイングにも構築にも怪しい面があって正直混乱している。

 初期は死儀礼が三枚ほど投入されていたが、これをキープ基準にしてしまうとむしろ相手の土俵に自ら上がっていることに気が付いたので抜けてしまった。相手の死儀礼がどうにもならない上に、自ら衰微や稲妻を喰らいにいっているのはこちらの望むところではない。代わりに入ったのが思考囲いで、こちらは陰謀団式療法の的中率向上にも役立つ。

 多い負け筋の一つに序盤の攻防でライフが心許なくなり、包囲サイをカウンターで弾かれて押し切られるパターンがある。最近高原の狩りの達人の存在に気が付いたので、次はもう少し赤を濃くして2~3枚採用することを考えている。また、赤を濃くするなら黒タイタンではなく赤タイタンや龍王ドロモカの採用も考慮に値する。特に後者は場にさえ出てしまえば大抵のプレインズウォーカーをも処理できてしまう。




 今はモダンに力を入れているので調整が遅々として進まない可能性が極めて高いが、暇を見つけて少しずつ改良していく予定。ある程度変わったらまたそれについて書くことになる。


以上。青は殆ど使ったことないけど、デュアルランドさえあれば時を超えた探索を是非使いたいと思う今日この頃。

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