デスタク、デスタク!
2015年6月16日 Death&Tax モダンに夢中になっている内にSCGのInvitationalでデスタクが優勝していたので、今更ながら思ったことを適当に短く纏めてみる。
土地が22枚で三枚目のKarakasが永岩城に置き換わっているのが先ず目に付く。マンガラとブリマーズを採用した上でKarakasが二枚というのは少々心もとない気もするが、恐らく突然の衰微より火力をケアした方が環境に合っているという判断だろう。グリクシスが増えている現状ならではの構築だと言える。そして23枚目の土地は二枚目の迷宮の霊魂のためのスロットと見るのが自然だ。
今回のTOP8は三種のコンボに二種のデルバー、奇跡、マーベリック、デスタクと中々バラエティに富んだ面々だった。そんな中でデスタクが優勝した最大の理由はサイドボードにあると思われる。
二種類の墓地対策に漸増爆弾、法学者、忘却の輪と一枚ずつ散らして悟りの教示者によるサーチを肝としたサイドボードは、個人の好みは別としてお手本のように綺麗であることは認めざるを得ない。特に今回はコンボがしっかり勝ち残っているような環境では、サイドボードを確実に引っ張ってこれることには十二分の価値がある。
また、二枚の太陽の槍はデルバーと死儀礼を明確に意識した結果であると同時に、序盤のマナスクリューや相手の不毛の大地も考慮したのだろう。軽い除去はテンポで盤面を巻き返しやすく、序盤の数ターンを凌ぐには十分だ。赤いデッキとコンボが多い環境だと仮定したなら、タルモゴイフをほぼ確実に除去できないことも大したデメリットにならない。結果から見て、見事に環境を読み切ったと言える。
以上。この構築はデスタクがエルフに勝つための最適解なんじゃなかろうか。
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http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=86009
土地が22枚で三枚目のKarakasが永岩城に置き換わっているのが先ず目に付く。マンガラとブリマーズを採用した上でKarakasが二枚というのは少々心もとない気もするが、恐らく突然の衰微より火力をケアした方が環境に合っているという判断だろう。グリクシスが増えている現状ならではの構築だと言える。そして23枚目の土地は二枚目の迷宮の霊魂のためのスロットと見るのが自然だ。
今回のTOP8は三種のコンボに二種のデルバー、奇跡、マーベリック、デスタクと中々バラエティに富んだ面々だった。そんな中でデスタクが優勝した最大の理由はサイドボードにあると思われる。
二種類の墓地対策に漸増爆弾、法学者、忘却の輪と一枚ずつ散らして悟りの教示者によるサーチを肝としたサイドボードは、個人の好みは別としてお手本のように綺麗であることは認めざるを得ない。特に今回はコンボがしっかり勝ち残っているような環境では、サイドボードを確実に引っ張ってこれることには十二分の価値がある。
また、二枚の太陽の槍はデルバーと死儀礼を明確に意識した結果であると同時に、序盤のマナスクリューや相手の不毛の大地も考慮したのだろう。軽い除去はテンポで盤面を巻き返しやすく、序盤の数ターンを凌ぐには十分だ。赤いデッキとコンボが多い環境だと仮定したなら、タルモゴイフをほぼ確実に除去できないことも大したデメリットにならない。結果から見て、見事に環境を読み切ったと言える。
以上。この構築はデスタクがエルフに勝つための最適解なんじゃなかろうか。
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