公開された青緑のミシュラランドに戦々恐々としつつ、自分のNic-fitにミシュラランドを採用していないことに気が付く。新しいミシュラランドが強いことを祈りつつ、現存(?)するミシュラランドを採用していない理由をテキトーに書き連ねる。



・溶岩爪の辺境

 対抗色ミシュラランドの最弱筆頭。実質4マナ2/2に炎のブレスが付いただけなので強いところを探す方が難しい。スタンダードみたく土地が10枚並ぶような環境ならまだしも、レガシー環境ではお呼びでない。先制攻撃くらいはあってもよかったと思う。そうだとしても使わないけど。


・怒り狂う山峡

 モダンのジャンドでおなじみの一枚。マナ基盤を安定させつつ決定力を持ち合わせた逸材。回避能力がない点で青いミシュラランドで劣り、結局そこが泣き所である。

 ただし、Nic-fitのようなボードコントロール戦略をとる場合は当然選択肢に入る。スロットを圧迫せず、単体でほぼ3ターンクロックというのはやはり偉い。

 では何故採用しないのか。その理由は稲妻にある。一度誘発型能力が解決さえしてしまえば特に問題はない。しかし、Nic-fitはそもそもプレイヤー以外に稲妻を撃つ先が殆どないことを一つの利点としているデッキだ。今日日ボンヤリとテンポだけを考えて火力をバカスカ本体に撃つデルバー使いなどいない。一度このランドを見せたが最後、稲妻を握られ続けて簡単に対処されてしまう。

 この問題を合理的に解決しているのがまさしくモダンのジャンドである。大量の除去とハンデスでリソースを削りきる構成そのものが、除去耐性も回避能力もないこのミシュラランドの存在を肯定している。よって、残念ながら盤面はともかく手札への干渉能力に数歩劣る現状のNic-fitには入らない。


・活発な野生林

 一時使っていた気がする。確かオムニテルが一杯いて黒マナが出ないのが気になって引っこ抜いた記憶が……。

 それはともかくとして、裏返ったデルバーやスレッショルドしたマングースに対処できるのは明確な利点。最速の動きにはついていけないものの、中盤以降のしぶとさは中々。ただ回避能力も打点の高さもないので中途半端になりがち。一言で表すとカードパワーが足りない。





 うん、要するに回避能力って偉大なんだね。(知ってた)


 え? 樹上の村? 緑しか出ないタップインがそもそも許容できないし、稲妻にも弱いからトランプルがあっても無理。素直に森入れてニッサで勝ちましょう。





 PWの話。


 キオーラは青いからどうでもいいとして、ニクシリスさんは……単体で勝てないなら+能力は血の署名で良かったんじゃないでしょうか。それはそれでスタンが酷いことになりそうだけど。

 あとギデオンさんは普通に強くて嬉しい。トークンのサイズが2/2なのはデスタクの対奇跡戦が楽になるから◎。奇跡相手にクリーチャー化することはないだろうけど、それでもキルターンはぺスよりかなり早いし。




 青くないミシュラランドも強いカードでありますように。(切実)

コメント

岩石系男子モアイ
岩石系男子モアイ
2015年9月8日23:34

>>一度このランドを見せたが最後、稲妻を握られ続けて簡単に対処されてしまう。

そこでCabal Therapyですよ!
自分はタール坑をメインに2~3枚積んでいますが、ゲーム終盤、相手がハンドに除去を腐らせているのはわかりきっているので稲妻かStPを指定してまとめて処理していますねー
個人的には序盤以降腐る可能性が高いハンデスを有効活用するという意味ではミシュランは非常にかみ合ってると思います。
Nic-fitはマナが伸びやすいので、複数枚のミシュランを起動すればダブついた土地も有効活用できますよー!

仮作451
2015年9月9日8:10

>>モアイさん

 その手があったか!(低能)
 普段は自分の手札によってカウンターやPWを指定して叩き落すのが常なので、終盤にハンデスがダブつくのは逆に珍しいんですよね……。でも入ってるカードが変わるならプレイングも変えるのが正解ですね。参考になりました。早速試してみようと思います。

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